「氣質とはなに?(3)」ケイキャリアパートナーズ様連載コラムより

 
 一般社団法人氣質診断士協会の松岡です。前回の陰の氣質、陽の氣質はお楽しみ頂けましたか?実際に自分はどちらだろう、身近な部下は?上司は?家族はどうだろう?そう思った方は是非体験会にご参加くださいませ。

 今回は、五行それぞれの氣質についてお話ししていきます。五行は「木火土金水(もっかどごんすい)」の5つです。ちなみに、陰=月、陽=太陽=日で、日本の1週間の表現はこの陰陽五行が由来となっています。何気なく使っていた日曜日や月曜日にも陰陽五行思想が隠れています。楽しいでしょ?

 木の氣質の特徴は、まっすぐ。こうあるべき、という理想、理念に基づいて行動する傾向があります。物事を始める力が強いのも特徴です。火の氣質の特徴は情。情熱いっぱいの行動を取ったり、周囲に対する気配り上手。土の氣質の特徴は現実主義。損得勘定を瞬時に計算し行動することができる頼もしいタイプです。金の氣質の特徴は感性、個性。群れることを好まず自分のペースを大事にします。水の氣質の特徴は自由でのびのび。協調性や柔軟性が特徴です。
 
 大別するとこの5つの特徴があります。TA(交流分析)という心理学とも共通する点があり、木の氣質はCP(権威的な父性)、火の氣質はNP(愛情あふれる母性)、土の氣質はA(現実処理に長ける大人)、金の氣質はAC/RC(個性豊かな子供)、水の氣質はFC(自由な子供)とぴったり適合します。エリック・バーン博士が1950年代に広め始めたこのTA(交流分析)と、5000年以上の歴史を持つ陰陽五行思想の共通点、面白いと思いませんか?